日記は自分が読むためのものであるが、公開している以上、読まれて恥ずかしくない程度の表現を用いていきたい。
朝、晴天なり。昨日の夜に洗濯の設定を忘れていた。またも無意識のうちに欲することがなされていた。ここまで来ると不安である。抽象的すぎることは理解させないための婉曲であって、表立って言えることではない故である。一人賛否をききながら、部屋の掃除と洗濯物を干す。せっかくの早起きを活かせないもどかしさを抱えながらも、自分を称賛する要素を見つけ出すことになれてしまった。
せっかく9時に起きたのに、時すでに12時。掃除以外に何をしていたかよく覚えてない。
学校へ行けば良いものを、行きつけのカラオケ屋に向かう。昨日買ったVICKSのおかげか、喉の調子はすこぶる良い。と、その前にずっと行きたかった渋い定食屋で昼食を取る。粗品の実家みたいなコの字カウンターでこの上なく温厚なおばあちゃんが接客してくれる。膨大な種類の定食があるが、安牌のカツ丼を注文。甘めのタレで豚肉もジューシーで美味しい。なによりもお店の雰囲気が良い。おじいちゃんが昼から飲んでいて、お店にいるすべての人がやさしい。こういう店が真に地元に愛されるお店なのだろうなと感じた。食後にカラオケ大絶叫。マンネリにならないようにいろんな歌手の歌を歌う。
自分と同世代の人はどういう歌を歌うのだろうか?もし、万が一、なにかの手違いで自分がいわゆるカラオケの多数派の楽しみ方をする機会がある場合、どのような歌を歌ったほうが良いかなんて疑問が頭をかすめることがある。別に、その備えとして歌うなんて考えは微塵もないから。カラオケは歌うのが楽しいから行くの!DAMチャンネルが流れるのは癪なので、なんとか曲を入れ続けたい。でもどうしても趣向の違う歌が思いつかないときは月間ランキングの知っている曲を歌ったりする。有名な曲でも、Cメロとラスサビのメロディーがわからないと萎える。バンザイとかラスサビの音程がいまだによくわかっていない。シーソーゲームの途中で10分前の電話。ここをいかに愛想よく電話に出るかがカラオケの醍醐味と言って良い。そういえば、カラオケの延長など今までしたことないのだが延長する人も結構いるのだろうか?それを知るためだけにカラオケ屋でバイトしてみたい。
さて、近くのイオンで思考停止してしまった。何を思ったか、ミスタードーナツを買って大学へ向かう。ミスタードーナツは少量買うのが恥ずかしいので、1個でいいのに2個買ってしまった。ポン・デ・リングのチョコのやつとオールドファッションのちょこのやつである。実は、いま来ているこの場所は家、大学から自転車で30、40分くらいかかる場所にあり、さらに坂が多いのでよくよく考えるとあまり来たくない場所なのだが、このカラオケ屋が安くてヒトカラに向いているので仕方なく足を運んでいる。そんな馬鹿行為だが、ロングコートダディのコントみたいに変な筋肉が鍛えられていてそれ故に今の自分が一段階健康な可能性もあるので辞めるつもりはない。
大学には16時過ぎに到着。植木に腰掛けてミスドを頬張る。人の目を気にしながら。
研究は、今週末にはある程度の成果というかやった痕跡を出してまとめる必要があるので、ちょくちょく手を付けるが今日はかなり眠気が襲ってきて、月ノ美兎のアルバムをサブスクで聞きながら何回か寝落ちしていた。そしてほどほどで家に帰り、即ジムに向かう。昨日もジム行ったのだが、初回無料のグループトレーニングのようなものに参加することになっていたため、律儀にそれに参加しようというわけである。みんなが個人でやっている中で、ヒョロガリの自分がコーチの指導の元でトレーニングをやっているのは、かなり滑稽である。更に都合の悪いことに、他に参加者がいなかったのでコーチと一対一でトレーニングを行うことになったのである。コーチは女性の方で、正直目のやり場に困った。目を合わすのがひどく苦手なので、お手本を見せてもらっているときも空虚を眺めていた。しかし、一対一で真摯に教えていただいているので、もちろん真剣にやった。模範生徒キャラで嫌な気持ちにさせないように頑張った。おそらくとても贅沢な時間なんだろうけど、その価値を扱える度量が自分にはなかった。ただただ、申し訳ないということと一生懸命やろうということを考えていた。こんなんでは歳納京子になれないなー。歳納京子ならどうするという思考法はあの容姿を考慮する必要があるので、あまり良策ではないかもしれない。例のごとくお風呂、サウナに入って帰宅。サウナについて、銀シャリの橋本(敬称略)がおとぎばなしで「大学生は疲れていないのだからサウナに入るべきではない」といっていてちょっと入るのをためらった。改めて周囲を見渡すと、(ジムのサウナなだけあって)おじさんとムキムキの若おじだらけで自分がめちゃめちゃ浮いていた。みんな橋本みたいなことを自分に対して思っているのだろうか、とか無駄な自意識過剰をはたらかせてしまっていつもより早くのぼせてしまった。
でもサウナ空いてたし許してもらえるだろうという、言い訳を掲げながらお風呂をあとにした。
サウナの中で、このあとどう遅く見積もっても1時には寝る計算であったが寝たのは2時過ぎであった。
もっと頭を使う作業をしたいのに、録画したかりそめ天国とかテレビ千鳥を垂れ流しながら麻雀で負け続けるという生産性皆無の時間を過ごしてしまった。カラオケで叫びすぎたせいで空咳が止まらない。ねてるくん。
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