2024/11/13

今日は朝からガス点検が来ることになっている。
目覚ましは点検の10分前にしていたが、その前に目覚めてしまった。もっと寝たかった。
キッチン周りを軽く片付けて、コーヒーでも飲もうとしたところで点検が来た。
ドアを強くノックして来訪を伝えてきたが、インターホンがあるのになぜそれを使わないのだろう。ノックの音が大きく、びっくりして陶器製のすりおろし器を落としてしまった。
ガスの点検中なのに、コーヒーのお湯を沸かそうとして怒られてしまった。これで五分五分である。
親すらまともに入れたことない家に知らないおじさんが入ってくるのは、かなり違和感と抵抗感があった。しかし、長くは滞在せずに15分程で点検は終了した。まだ、朝の10時15分である。
さて、ここから長くて有意義な一日の始まりになることが予見されるが、その予想は見事に裏切られてコタツで動画を見ているとあっという間に12時になってしまっていた。お昼ごはんに冷凍のすき家の牛丼をサトウのご飯にかけて食べ、その後はネット麻雀をしたり何某音声を聞いたりしていると、恐ろしいことに16時になっていた。16時20分から5限があるのでようやく家から出ることを決心。
中身がなさすぎる一日の半分がすでに終了し、5限のあとは明後日に控える研究発表をパワーポイントにまとめることを試みるも、睡魔が襲ってきて何も考えることが出来ない。そこで何を思ったか、ラーメン二郎に行こうと思い立った。私はヒョロガリではあるものの、おそらくかなり大食いである。
食欲が量ではなく質の方へベクトルが向いているので、食欲は胃の大きさに対して低水準で保たれている。しかし、目の前に与えられた食べ物を残すなんてことはまあない。絶対に全て綺麗に食べることが最低限のマナーであると思っている。そんな自分であるがゆえ、思い立ったその直後にラーメン二郎の長蛇の列に並ぶことができるのである。ラーメン二郎は人生で2回目だが、インスパイアを含めると5回目である。そのためコールに怯えることももうなくなった。本をゆっくり読んで待ちたかったが、回転が早く思ったよりすぐに店内に案内されてしまった。店内で読書は流石に遠慮して、リュックの置き場もないカウンターでキョロキョロしていると、にんにくいれるか聴聞がなされた。「ヤサイ、ニンニク、アブラで」と隠し扉が開かないとおかしい、会話になっていない返答をすると、巨大な丼が目の前に置かれた。さて、ここからは一心不乱に食べるのみである。自分が自分でなくなっちゃう。ヤサイから食べ進めるが、ヤサイがなくなるともうないのかと悲しい気分になる。そこからは麺を食べ進めるがこの麺が言うまでもなく多い。私はいつも途中で思い出す、ラーメン二郎系はこのスープに浸ったもやしやキャベツが好きなのであって、この太硬麺はそれほど好きではないということを。
次回は麺の量を減らして、ヤサイを増やそうと心に決めながらも、暴力的な旨味成分に翻弄されてあっという間に完食してしまった。食べきることができるラインと美味しく食べることができるラインには乖離があり(当たり前だが)、ラーメン二郎はヤサイ+麺半分くらいで美味しく食べるラインは超えてしまっていた。この指標はカレー屋で確立されており、ナン1枚までが美味しく食べることができるラインで、1.5枚がお得度と満腹度が釣り合う場所、2枚になると後悔する満腹度に達する。ラーメン二郎は1.8枚くらいの位置で、食後の気持ち悪さはラーメンの塩分脂肪の分で2.5枚くらいの位置に達する。
ゲップする度にニンニクの香りが鼻から突き抜けて気持ちが悪い。カレー屋なら食べすぎても満腹の気持ち悪さしかないが、二郎後はその他の要素が乗っかる。故に、食後に烏龍茶を一気飲みしてかき消そうとするも更に気持ち悪くなるなど、副次的な災害が生じる。
しかし、この経験を重ねても数カ月後にはふと食べたくなるのでおそろしい。たまには良いと思う。
ここからだれもいない研究室に行って作業を行うことにする(公害)。他の同研究室の子がいたっぽくてとても気まずい。とはいえ、集中できるはずもない。
結局、しょうもないシミュレーションを動かして帰宅。なぜかコンビニでお酒を購入。
帰ってから少し作業しようと考えていたが、お酒を飲みながらテレビを見ているとそのまま寝落ち。
どうしようもない人間である。あしとね。

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