今日は友人が近くに来ているようなので、夜ご飯を食べる予定だ。
そんな日の朝は張り切ってカラオケに行った。
小山田壮平のライブに行った反動で、andymoriの歌を歌いたくなったのだ。
もちろんかの美声を彷彿とさせることはなく、耳障りな高音が鳴り響くだけだが、それを録音して顔をしかめるまでがセットなのだ。
研究室に行き、3限に出て、大戸屋に行く。
夜ご飯の予定があるので行くか迷ったが、トンテキ定食を食べたかったので入店。
大戸屋は最初に水とお茶をくれるが、流石にどっちかでいいと思う。かつやみたいに聞いてくれればいいのに。残すのももったいないので無理やり両方飲む羽目になる。トンテキ定食は普通に美味しかったが、今後はかあさん煮定食が選ばれるだろう。友人の連絡が来るまで研究室にいることにする。
ここで、似た分野の研究をしている先輩が声をかけてくださった。こんなどうしようもない自分を気にかけてくれて本当にありがたい。研究に対する暗雲も少し晴れたところで、友人から連絡。現在17時半で19時着らしい。自分も家から1時間くらいの場所だったので、研究室をあとにしてその場所へ急ぐ。
目的の駅で約3週間ぶりの再開を果たす。ある程度親密な友人との会話は弾む。駅前を一通り歩いたあとで、ネパール料理屋に入ることにした。こういうエスニックな料理屋に寛容な友人は貴重である。基本的に食の好奇心が旺盛であるという暗黙の共通認識があるので、メイン所かつあまり見かけないメニュー一通りを注文。ビリヤニ、ダルバート、パニプリ、そして明太子チーズナンである。こんなの大成功のディナーに決まっている。正直、主食が多くなってしまったが、大食漢二人にかかれば朝飯前である。パニプリはスナック菓子のような球体のなかに、スープとポテサラのようなものを入れて食べるものだ。なかなか置いている店が少ないし、一人で食事をするときに注文しづらいのでこれはありがたい。ビリヤニ、ダルバートをシェアして、お店には申し訳ないがお酒は注文せずに食事だけを堪能した。お店で流れている音楽が、渋い選曲のカバーでどこで見つけてきたのかとても気になった。
お腹がはち切れそうになりながら、すべてを完食した。結局明太子チーズナンの美味しさの暴力にすべてを持っていかれた。ジュースすら注文していなかったが、お店の方がオレンジジュースをサービスしてくれた。マナー違反かもしれないが、その分たくさん食事を注文したのでお許しいただきたい。
その後は、近くのマックで終電近くまで談笑していた。このマックは珍しいバリスタの店舗で、カフェメニューが豊富というのを謳い文句に自分が連れ込んだ。
芸人のラジオの話を気兼ねなく話せるのがポイントである。そもそも普段会話する人が少ないが、周囲にラジオはおろか、お笑いに興味がある人がいないので溜め込まれていた饒舌が発揮されてしまった。もちろん、後々後悔するのがわかっているのである程度は抑えてひけらかす。何度か会話を反芻したが、大きなミスはなかったように思える。
2時間くらい喋っていたと思う。友人を改札まで見送って、自転車で帰る。
なかなかに清々しい夜だった。
コメント